自転車シェアシステム "Bicing"

バルセロナのBicingとは

Bicingとは、バルセロナの自転車シェアシステムです。バルセロナを歩いていると赤い自転車に乗った人を多く見かけるはずですが、これがBicingです。

Bicing公式サイトより引用

どういう人が使えるか

観光客は使えません。居住者のみ利用可能です。
なお労働ビザなど居住を許可されていれば、普通に使えます。

公式サイト

https://www.bicing.cat/es/
しかしカタラン語とスペイン語しかありません。汗
そこで簡単に解説できればと思います。難しい事はありません。

Bicingの登録方法

Webで登録

公式サイトのトップページに行ったら、右上の方にある「Altas」というリンクをクリック。すると登録画面にいきます。

この画面で、まず画面上部にあるBicingか、Bicing + Bicing electronicoを選びます。

NIE番号(DNI/NIE)、名前(Nombre, Primer Apellido)、電話番号(Teléfono de contacto)、生年月日(Fecha de nacimiento)、メールアドレス(Correo electronico)を入力します。
その下にあるCodigo promotionalは無視し、二つのチェックボックスにチェックを入れ、Siguienteボタンを押します。


次の画面でパスワードの設定と、支払の手続き(クレジットカード決済)を行います。

カードが郵送されるのをまつ

10日ほどで、カードが送られてきます。このカードを30日以内にまたBicingのサイトにいき、実際にアクティベートして初めて、Bicingが使えるようになります。
なお30日以内にアクティベートしなくても、自動的に使えるようになるようです。

値段

記事執筆時点で約47ユーロ。1年間有効です。
電気自転車も利用したければ、追加で14ユーロ必要です。


実際に利用する

Bicingステーションの非接触カードリーダーにカードをかざせば、番号が表示されます。その番号の自転車にいって、台から取り外せばOK。
自転車を戻すときは、空いている番号のところにいれて、ランプの色が変わるのを見届ければOK。簡単です。

ウェブサイトやモバイルアプリから、最寄りのステーションに何台貸し出し可能な自転車があるのか等もリアルタイム表示され非常に便利です。

バルセロナは小さい街。大体のところにはBicingのステーションがあるので、30分くらいあればだいたいのところには行けてしまいます。
私の場合にはマリアクリスティーナ近辺のステーションから、Diagonal Marあたりまで行っちゃいます。
街中も自転車道がどんどん整備されて便利になってきてます。車よりも速く移動できてしまうこともしばしば。

注意点

一度利用し、ステーションに戻してからは10分間、Bicingが使えなくなります。

朝・夕の通勤・退勤時間は、だいたいみんな同じ方向に移動してしまうので、自転車の補給が追いつかずに、広範囲で利用可能な自転車がなくなります。

返したくてもステーションが満車であれば返せません。誰か返す人が来るのを待つか、他のステーションを探しましょう。

超過ペナルティとして、30分を越えて利用すると2時間までは、0.74ユーロ/30分の、追加料金がかかります。2時間を越えると1時間4.49ユーロのペナルティがかかります。

パンクしてたり、ぶっ壊れたBicingにあたったら、借りてすぐ元の場所に戻せば、だいじょうぶらしいです。割とよく壊れたものにあたります。。。

カードをかざして、緑のランプが点灯したときに、自転車を抜かないまま振動させると、エラーになり抜けなくなります。子どもが自転車をゆらして1回、また自転車のシートが雨で濡れてたのを拭いて揺らして一回、使えなくなりました。こういうときも10分待つしかありません。

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